1ジャンル総力特集 THE冬ゲー

一気に寒くなってきたこんな日はおうちでぬくぬくとゲーム三昧なんぞいかがでしょうか。見た目は寒いけど遊べばド熱い冬ゲー特集です。

第3位 SLALOM(NES・1986年)



NESクラシック期、ブラックパッケージの作品から1本。
開発はみんな大好き安心クオリティのレア社です。当たり前田の日本未発売が悔やまれる出来栄え。
内容はタイトル通りのスラローム。いわゆるダウンヒルというやつで画面手前から画面奥へと滑っていくのですが、これがまたクラシック作品にらしからぬスピード感あふれる仕上がりになっています。ルールとしては各ステージを制限時間内にすべりきればよく、途中、ゲレンデにあるコブを通過する際にトリックを決めることでゴール後にボーナスポイントが入る仕様になっています。
コース内に乱立する雪だるま。スキー場の安全管理体制が疑われます。
画面奥にそびえる大山脈をはじめ、グラフィックは任天堂クラシックタイトルの中でも極めて美しい描き込み。
時間制限が絶妙で何度もトライしたくなる強い中毒性を孕んだソフトです。




第2位 WINTER GOLD(SNES・1996年)

SNESからは幻のスーパーFX2チップを使用したゴージャスな一本を。
96年というスーファミ最晩年に極上技術でリリースされただけあって超美麗なグラフィックです。
リレハンメルオリンピックに合わせたリリースで、プレイできる競技は6つ。
ボブスレー
スキージャンプ
ダウンヒル
いずれも前述のスラロームを超えるスピード感が凄まじいです。そう考えると、冬ゲーの肝はスピード感なのかもしれません。
また、ゲームBGM史に残る軽快でゲームを盛り上げるテクノミュージックもたまらんちんです。
開発はノルウェーのFuncomですが、この辺りの開発センスはヨーロッパ然としてます。
知られざるスーパーFX2チップを用いたマスターピースといえるでしょう。
なお、不思議なことに北米版は存在せず、PAL版のみとなっているのでプレイ環境には要注意の上でご購入ください。




第1位 SKI or Die(NES・1990年)


我らが北米コナミことULTRAが放つサイケな一本。
タイトルでピンと来る方がいるかもしれませんが、こちら同じくULTRAの名作・Skate or Dieのウインタースポーツ版です。もともとはPC用に発売されたものをNESに移植したものになります。
ホーム画面はSkate or Die同様にマ◯ファナどん決まりなボードショップのオヤジ。
フレイできる競技は5種類。
ダウンヒル。プレイ感覚はTENGENの奇作・TOOBINに近い感じです。慣性が強くかなりの慣れが必要です。
スキージャンプ。内容は非リアリティでありえない高さまで飛べます。
ハーフパイプ。これが最高に楽しいんです!前述のスラロームをトリックを豊富にしたような感じで、姉妹作であるSkate or Dieで培ったゲームデザインが存分に生かされています。ちなみに画面下部のオッサンは実況です。トリックを決めるたびに騒ぎます(笑)。
あまりにも素晴らしい完成度は、後にGBA等で発売されるエクストリームスポーツ作品郡の礎になっている気がしてなりません。
スノーボールファイト。
これも是非遊んでみてほしいです。自陣の砦に隠れて360度から迫り来る敵チームの猛攻を方向を切り替えながら捌きます。なるほど、こういう作り方があるかあと感動すると思います。スコアさえ稼げば永遠に遊べるので打ち切りどころが難しいですが、ハーフパイプ同様にこれだけのために買う価値がある出来栄えです。
音楽は名コンポーザーであるRob Hubbardで、タイトル画面のBGMは作業用としてずっと流していたい名曲です。
いかがでしょうか。日本よりウインタースポーツが盛んな欧米で発売された作品ばかりですが、ウインタースポーツをしない方でも遊べばわかります。ウインタースポーツ熱ぃなと(私も新潟出身ですがウインタースポーツまったくやりません…)。
入手難易度もそう高くないソフトばかりなので機会があれば遊んでみてください!

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2021年6月に脳出血で入院して退院するも左片麻痺になってしまったのにビデオゲームで遊ぶことを諦めきれない困ったオヂサンのサイトです。 「できない」を「できる」にするために模索する日々と大好きなNESソフト収集についてまとめていきます。 片麻痺でのゲームプレイやオススメソフト紹介を中心の記事を更新していきますので、お気軽にコメント等いただけると励みになります。 よろしくナニトゾ!

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