充実!洋ズドゲームズライフを楽しむ

「洋ゲーってどうやって遊んでるんですか?」

たまーに聞かれるのでサイト開設にあたり整理しておこうかなと。私がいかに洋ズドゲームズライフを拡充していったかを詳しくお話してしまおうというコーナーです。

①遊ぶ環境を整えよう!

まずソフトの前にハードがなければ話が始まらない。現代にはさまざまな形で洋ズドゲームズを遊ぶ方法があります。機種ごとにオススメ環境をご紹介。

1.NES/SNES

a.国内実機+コンバーター

手軽さ☆☆☆☆☆

このサイトをご覧の方々の多くがお持ちであろう国内ファミコン・スーファミ本体に変換コンバーターをかませて遊ぶ方法です。おそらく最も手っ取り早く低コストで手軽な方法でしょう。注意点は万能なコンバーターは無いということ。汎用性が比較的高いのは画像にある基盤剥き出しタイプのもの。私の経験では起動しなかったのはキャッスルヴァニアくらいでした。しかしこのタイプは基盤剥き出しというところに耐久性の点で若干の抵抗感を感じてしまいます。そこでデザイン的にも実用性のあるものとしてサイバーガジェットから販売されているコンバーターがあります。こちらは後述するレトロフリークやNEWファミコンとの色合いの相性も良く、起動性も良く、価格も2,000円前後とリーズナブルで現状におけるキングオブコンバーターといえるでしょう。ただ、PAL(欧州版NESソフト)はBGMの再生速度が早まる場合もあるのでそこは目を瞑る必要あり。

b.レトロフリーク+コンバーター

手軽さ☆☆☆☆

エミュレーター機という点で正義マンからは敬遠されがちな通称レトフリですが、20,000円という価格に目を瞑れば、洋ズドゲームズを手軽に遊べる夢のハードなのは間違いないでしょう。しかしこの場合もコンバーターは必須。前述の専用コンバーターがよいでしょう。クイックセーブ機能等もあるので反復練習を重ねるにあたっても有用性が高いです。
リージョンをヨーロッパにすることでPALに対応するとは言われていますが、BGMのテンポが早まることが多く、その点は実機+コンバーター同様に万能物ではない点に注意。

C.NES実機

手軽さ☆☆

ビデオテープのように挿入する本場の雰囲気はノスタルジックさ満点。元祖NESはAV接続なので、現代のテレビなら接続は容易でしょう。しかしカートリッジの読み込みに難があり、古い機体だとプレイまでのストレスが溜まることがあります。これらの煩雑さを考えると購入の優先順位は低いでしょう。ただし、日本のNEWファミコンにあたるNES2はRFスイッチ接続となぜか当時から時代に逆行している仕様なので購入はオススメできません(私はそれを知らずに購入した過去あり)。

D.RetroAVS
手軽さ☆

NES実機のデザインとソフト挿入方法をインスパイアした銀河系初のNES向けFPGA機です。コンバーターいらずでソフトの稼働は完璧ですが、価格は$200を切りレトフリよりは安価なのですが、いかんせん海外通販のみの取り扱いという手強さとアフターフォローの厳しさがネック。余程の物好きでなければ選択肢としてはかなり高度な感。

E.NTminiNoir
手軽さ☆

2020年に発売が発表されると瞬く間に予約完売したAnalogue社製の銀河系最高級 FPGA機。私は今年の再販時になんとか購入しましたが、嫁には絶対にバレてはいけないとてつもない額に眩暈がした記憶があります。
そもそもの入手困難さに加え、$499というSwitchを超えるクラシック機らしからぬ価格は狂っているとしか言いようがありません。SNES用も同時に再販されましたが、同様の理由で選択肢としては相当厳しいと思われます。ただ、機能としてはレトフリを凌駕する豪華なもので、なんといってもPALソフトがなんの障害もなくプレイできるのは大きいです(私はコレ目当てで購入しました!)。
今後もきっと(断言)再販されると思いますが、お財布に余裕さえあればぜひともトライしていただきたく。FEDEXでチョッパヤな配達なのは超安心です(アメリカから数日で届きます)。

2.GB/GBA

A.実機

手軽さ☆☆☆☆☆

ゲームボーイはなんと素晴らしいことかリージョンフリーなのです。国内実機があればよりどりみどりやりたい放題なのです。これがNESよりもコレクターが多い要因ともいえるでしょう。また最近はGBAのバックライトカスタムを副業で手がける人々も増えているので視認性がグンバツな環境でのプレイが可能です(悪徳業者もいるので見極めは重要)。

B.レトロフリーク
手軽さ☆☆☆☆

クイックセーブやデータ取り込み等、ズルして遊びたいならレトフリも選択肢の一つです。ドットが荒くなるという欠点がありますが、ゲームによってはかえって味が出ます。私はメトロイドゼロミッションをレトフリでクリアしました。
こう見るとNESは若干敷居が高いですね。しかし実機さえあれば、コンバーターを買うだけで大半のソフトは遊べますし、メガドラやPCエンジンまで食指を伸ばすつもりならレトフリはおおいにアリと言えるでしょう。

②ソフトを買おう!

ハードを揃えたらようやくソフトです。ここでも手軽さを基準に見ていきましょう。


A.国内専門店
手軽さ☆☆☆☆☆

日本語で手続き可能な点と国内配送な点の手軽さ並びに安全性に勝るものはないでしょう。
洋ゲーショップ御三家と言われて誉れ高い
穴屋(広島)、Huck-fin(横浜)、bit-games(山梨)あたりがより安心だと思われます。穴屋とhuck-finはこまめに覗いてるとCIBにお手頃価格で出会うこともできます。
他には大手買取ショップである駿河屋、秋葉原の老舗・トレーダーやスーパーポテトでも数は多くないものの、CIBを見かける場合があるので見逃せません。
特に穴屋は販売ページに簡単な解説やクソゲーか否かに迫るレベルでの愉快なコメント付きなので、買わずとも知識を深めるために一見の価値ありです。

B.ヤフオク・メルカリ
手軽さ☆☆☆

やり取りの煩雑さに目を瞑れば見逃すことはできないです。定期的にCIBがどこからともなく出回ってきます。特にメルカリはまとめて取引の交渉ができるので相場よりグッと抑えた価格での購入が可能です(ただし出品者は高確率で日本語のできないバカが多いです)。やり取りが専門店のようにシステマチックでなく、個人間の直接取引という煩雑さはありますが、見逃してはいけない宝の山がそこにはあります。

C.eBay
手軽さ☆

在庫数、相場ともに銀河系最強がここにはあります。英語さえできるのならメルカリばりに価格交渉も可能です。
ハッキリ言ってどんなレア物でも転がっています。相場も国内専門店やオークションよりリーズナブルな現地価格です(モノによっては日本人コレクターの足元を見たセラーも存在)。ただ、発想に関してはメルカリ同様に「素人」なのでダメージは覚悟すべきと言えます。欧米人はデリケートというがいねんがありません。コレクション目的であれば、セラーの過去の評価や発送オプション等含め、事前のコミュニケーションは必須です。ちなみに英語は適当でもなんとかなります…。向こうもわけのわからない東洋人を相手するのを覚悟の出品なのでしょう。

さて、ソフトも手元に届きました。
さあ、遊びましょう。どれだけバカに揶揄されようが購入ツイートをしてシェアしましょう(これは洋ズドゲーマーとしての義務です!)。
はい、そして洋ズドゲームズの嗜み方は遊ぶだけではありません。遊んだらどうするか?そう保管です。後生大事に愛で続けるのも洋ズドゲームズです。びでおげーむはもはや子供のおもちゃではないのです。ストラディヴァリウスばりのアンティークアイテムなのです。次回はその保管方法についていかに充実させるかに迫っていきます。

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2021年6月に脳出血で入院して退院するも左片麻痺になってしまったのにビデオゲームで遊ぶことを諦めきれない困ったオヂサンのサイトです。 「できない」を「できる」にするために模索する日々と大好きなNESソフト収集についてまとめていきます。 片麻痺でのゲームプレイやオススメソフト紹介を中心の記事を更新していきますので、お気軽にコメント等いただけると励みになります。 よろしくナニトゾ!

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